Win版MUGENの使い方

手順

といってもコレといって難しい起動の設定などありません。(笑)
Winmugen_debug.exeは、開発者用です。デバック文字が表示されます。

たぶん、ほとんどの人が、これで起動するだけなら出来ると思います。(笑)


※注・WinMUGENは、DirectXのバージョンが、最低でも7.0以上でないと起動しません。
バージョンの低い方は、マイクロソフトのHPからDLしてください。
DirectXのバージョンの調べ方はこちらを参考に




さて、次に説明するコトは、
コレで起動できない場合の設定の変更の仕方と 初期設定のままだと、不安定&遊びにくいので、
調整の仕方を説明します。

Pluginなどの音関係は、
サウンドの項目で説明します。


では、手順を説明します。
dateフォルダのmugen.cfgを開いてください。

テキストエディタなら別になんでもOKです。

すると、次のように英文で書かれたMUGENの設定文がメモ帳などに出ると思います。
まず、そのなかの、
[Misc]という項目のPauseOnDefocusという項目を探してください。

結構、下のほうにあります。
PauseOnDefocus = 0 にすることでかなり安定します。
そして、上のように0にしてください。

この項目は、ウィンドウモードの時、MUGENから他のウィンドウへ切り替わると
自動的にゲームを静止させる設定です。(1で停止させる。)0にすると、
ウィンドウが非アクティブの時でもMUGENは、動きを止めません。大変便利な設定なのですが、
ココの設定は、
多大にWinMUGENを不安定にさせるようです。(たぶん。(苦笑))
PAUSEボタンもあるんだし、0 にすることをオススメします。



次に、
[Video Win]という項目のDXmodeを探してください。

※注意・[Video Linux]という、紛らわしい項目があるので、気をつけてください。

基本はこのままでOKです。

DXmodeは、初期設定では、Windowedになっていると思います。
ココでは、上の6つの項目が選択できます。

Overlay ウィンドウモードで起動 すべてのビデオカードでサポートされていませんが、
最速だそうです。
とりあえず試してみましょう。(笑)ダメだったらWindowedで。(苦笑)
Windowed ウィンドウモードで起動 とりあえず、基本的なウィンドウモードの設定です。
Overlayでダメだった時は、コレでいきましょう。
Hardware フルスクリーンで起動 フルスクリーンでMUGENを始めたい時は、コレです。
Hardwareの方がSoftwareより重いとの噂ですが、伊吹川的に、
どっこいどっこいでした。2つ試して、相性の良いほうを使いましょう。
Software フルスクリーンで起動 こちらも、上に同じです。実は、ウィンドウモードから起動後に
Alt + Enter
でフルスクリーンになるので、
伊吹川的には、あまりこの2つのモードは使ってなかったりします。(苦笑)
Safe フルスクリーンで起動 とりあえず、Overlay・Windowed・Hardware・Softwareのどれもが、
起動しなかったなんて場合にのみ、選択してください。
最低限のDirectXモードで起動するそうです。
None ウィンドウモードで起動 選択しないが吉。コレでMUGENプレイするくらいなら、
すっぱり諦めた方が、よいと思います。(苦笑)


続いて、
[Video Win]という項目のWidth = という項目とHeight = という項目を探してください。
さっき変更したDXmodeの上の方にあります。

※注意・[Video Linux]という、紛らわしい項目があるので、気をつけてください。

ここは、ウィンドウのサイズを変更できる箇所です。
得に問題がないのであれば、640×480にしてください。
ウィンドウサイズの指定です。なるべく640×480にすると良いと思います。
このようにするのが望ましいです。後述しますが、640×480にすることで、
DoubleRes = 4というギルディギアなどで使われている高解像度モード
を使用できるからです。



マメ知識



続いて、
[Video Win]という項目のDoubleRes = という項目を探してください。
さっき変更した項目の少し下の方にあります。

※注意・[Video Linux]という、紛らわしい項目があるので、気をつけてください。
DoubleRes = 4 は動作は重いようですが、オススメです。
この項目はMUGENの描画効果についての項目です。
この描画効果を使うには、ある程度、パソコンのスペックが必要ですが、
とてもグラフィック面で強化されるので、普通は、使うコトをおすすめします。

使い方は簡単で、
DoubleRes = (0〜4のどれか)にするだけです。
DoubleResの効果は以下のようになっています。

なにも使用しないモードです。ノートパソコンなどは、このモードが良いかもしれません。 DoubleRes = 0 とした時は、こうなります。

DoubleRes = 0 とは、特殊な画面効果を使用しないことなので、

普通の人がMUGENをやる場合ほとんどの人は、

このモードを使っています。

初期状態もこの設定になっているハズです。

マシンパワーが低いパソコンだと、この設定が多いそうです。

色をにじませます。基本的に使わない方が良いでしょう。 DoubleRes = 1 とした時は、こうなります。

色をにじませる。絵本ぽい格闘?を作るならこの設定がいいかも。

でも、伊吹川的には、ちょっとあわないモードです。

 

色をぼかします。この描画法もあまりおすすめしません。 DoubleRes = 2 とした時は、こうなります。

画面をぼかす。あまりお勧めできないかも。

どうやら、DoubleRes = (1〜4)の画面効果は

ビデオボードなどの性能にかなり影響されるようです。(たぶん。(苦笑))

黒い水平ラインを入れるモードです。ビデオ出力などでTVでプレイする時など、TVの方の処理の関係で綺麗に写ります。 DoubleRes = 3 とした時は、こうなります。

水平ラインをいれる。画面が暗くなり、ちょっと違和感があるかも。

このモードは、パソコンの画面ではなく、TVなどでやりたいとき

重宝するかもしれません。

TV自体が画質になんらかの効果をかけているものが多いため。

ちょうど良い感じになる確率が多いそうです。

おすすめモードです。GGX系の画像は基本的にこのモードがあっています。ビデオボードによっては、動作が重くなるとの報告がありますが、可能ならこのモードでいくことをおすすめします。

そして、DoubleRes = 4モード。
このモードが、伊吹川おすすめモードです。

このモードでは、拡大、縮小がなめらかになるのできれいに見えます。
GGXキャラなどこのモードで作られるとドットがきれいでより原作に近くなります。

難点として、フォントが縮小されて表示されるようですが、
最近は、DoubleRes = 4モード専用のフォントなども開発されているそうで、
ますます、使えるモードになってきました。

問題が特にない場合は、このモードで行きましょう。

最後に、[Misc]という項目のPlayerCache = という項目とPrecache = という項目を探してください。
結構、下の方にあります。

PlayerCacheは、なるべく2以上にした方が良いと思います。
この2つの項目を、それぞれ説明します。

まず、PlayerCacheですが、コレはゲーム中に事前にキャラデータをキャッシュする
人数を指定する項目の設定です。
そして、 Precacheは、事前読み込みを許可するかの設定です。

この設定はVSマッチ中などに、事前にキャラデータを読み込むことで、ロード時間を
減少させることが、出来るそうですが、
事前に先読みすることで、MUGEN自体も安定化がはかれるとの報告を聞きます。
Precacheをちゃんと機能させるには、PlayerCacheの値を(1〜4)にする必要があります。
この1〜4というのは、対戦する人数のようで、4はチーム戦などの時に
使われる設定のようです。(チーム対戦では、4人同時なので。)
ただ、このPlayerCacheは、数を大きくすると、メモリに負担がかかり、動作が重くなるようです。

なので、人によって次のように設定すると良いと思います。


VSマッチなどを主体にMUGENをプレーする人。
PlayerCache = 2
Precache = 1


チーム戦などもよく使う人。
PlayerCache = 4
Precache = 1





※起動法・補足:コレらの設定をしても起動に失敗する
異常終了を起こす、WinMUGENが不安定だという人のタメの
アドバイスおよび伊吹川の経験談。


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